※本案件は、同社におけるアプリ開発プロジェクト終了後に、デザイナー不在の状況を受けて新たに担った役割の一部として対応。
※企業内案件のため、画面や詳細は非公開
■ 概要
公共性の高いサービスにおいて、UI性の高い紙媒体(不在連絡票、各種ラベル等)を中心に、
広告・告知用途の制作物も含めた各種制作物のUI改善およびデザイン制作を担当。
■ 体制・役割
- 企画・調整担当:全体調整
- 私:UI・UX改善担当(UIデザイン実務を中心に担当)
少人数体制のプロジェクトにおいて、大規模な流通・配送サービスに関わる既存サービスおよび制作物について、UI観点での改善検討およびデザイン制作を担当した。
■ 担当期間
約9ヶ月(2025年4月〜2025年12月)
■ UI改善で意識した点
- 利用者の幅を前提とした分かりやすさ
年齢層やITリテラシーが幅広い利用者を想定し、直感的に理解できる表現や情報構成を重視した。 - 業務運用との整合性
デザインとしての分かりやすさだけでなく、現場の業務フローや運用ルールを理解した上で、実際の運用に無理のないUIになるよう調整した。 - デジタル・非デジタルを横断したUI視点
画面上のUIに限らず、紙媒体においてもUIの一部として捉え、情報の整理や視線の流れを意識した。
■ 具体的な取り組み例
【UI性の高い制作物】
- 不在連絡票:
利用者が次に取る行動(再配達依頼・問い合わせ等)を迷わず理解できるよう、情報の優先順位や視線の流れを整理 - 大規模な流通・配送サービスに関わる業務用ラベル:
業務上の識別性や可読性といった既存の運用要件を維持したまま、これまで無地だった面を活用し、サービスに関する訴求要素を追加。あわせて、禁制品や航空輸送に関する注意事項について、利用者が理解しやすいようチャート形式で整理し、業務・利用者双方にとって支障のない形でUIとして組み込んだ。
【広告・告知性の高い制作物】
- チラシ・告知物:
公共サービスとして誤解が生じない表現を前提に、必要な情報が確実に届く構成・デザインを制作
■ 結果・学び
公共性・影響範囲の大きい制作物においては、「誰にとっても分かりやすいこと」と「業務として成立すること」の両立が重要であることを実感した。
また、デジタルと紙を分けて考えるのではなく、体験全体をUIとして捉える視点が、事業会社におけるUI改善において有効であると学んだ。
